スマホ用広角レンズを購入してみた
(製品写真はケンコー・トキナー公式オンラインショップより転載)
スマホ用広角レンズを購入した理由
望遠レンズに引き続き、スマホ用広角レンズを購入してしまった。購入理由は前の記事に書いたとおりだが、NIKKORの望遠レンズに続き、広角レンズも事切れた。しかし本サイトではスープカリー専門店も多く扱っており、狭く暗い室内撮影に広角レンズは不可欠なのだった。
リアルプロクリップレンズがやってきた
購入したのはケンコー・トキナー社製のリアルプロクリップレンズKRP-04sw。スマホ用レンズは廉価な海外モノが出回っているが、パチモンを掴まされるリスクを考えると、やはりMADE IN JAPANが安心…というわけで、我が家に届いた同製品をさっそく開封した。
中身はクリップにセット済のレンズとカバー、そして携行用の布ケース、紛失防止用のキーホルダーが付属する。
スマホに広角レンズを取り付けてみた
相方のモトローラにリアルプロクリップレンズKRP-04swをとりつけてみた。望遠に比べてとてもコンパクト。見た目は小さいながらも、本格的な光学レンズで、しっかりとした重量感がある。厚さ30mm以内、筐体の端からレンズ中央まで25mm以内のスマホに装着可能。
取り付けはカメラレンズにクリップを装着し、きちんと位置合わせをしてから、レンズをねじ込んでゆく。
スマホ用広角レンズの効果はいかに?
とりあえず近所の河川敷を撮影してみる
札幌市西区の発寒川緑地。澄んだ秋空に赤く色づき始めたナナカマドが映える。スマホは筆者の楽天BIG。ノーマル撮影に比べて景色に広がりがあるが、楽天BIGとの相性が良くないのか、四隅にケラレが生じており、画像の端はピンボケ気味。
広角レンズなら室内もきちんと収まる
札幌市中央図書館の展示室。埋蔵文化財センターに隣接していて、この日は屯田兵にちなんだ特別展が開催されていた。広角レンズならこのように室内の様子を一枚に収めることができる。画像の縁を適度にトリミングすることで、自然な仕上がりに。
丸い地平線も手軽に撮影できる
中央区の円山の頂上から札幌市内をのぞむ。本製品は165度の超広角なので、地平線が弧を描くように撮影できる。わずか15gの重量は、片道30分の円山八十八ヶ所でも楽々携行可能(むしろ紛失が怖い)。こんなに手軽に、雄大で感動的なシーンを撮影できるって凄くない?
165°超広角レンズの威力を検証してみた
森の奥深くにいる感じを演出する
<広角なし>
豊平区月寒公園の遊歩道にて。明るく華やかな紅葉はいかにも北国の秋らしい雰囲気。
<広角あり>
広角レンズを装着すると、両側の木々に包まれて、森の奥深くにいる感じがしてくる。
ポツンとたたずむ東屋を強調する
<広角なし>
同じく月寒公園の出口付近にて撮影。色づいた雑木林の中に小さな東屋が建っている様子。
<広角あり>
広角レンズによって、自然の中にポツンと人工物がたたずんでいる雰囲気を強調できる。
どこまでも続く奥行き感を表現する
<広角なし>
月寒公園となりの小さな広場。藤棚らしきパーゴラが続く(来年6月に再訪決定だな…)。
<広角あり>
広角撮影によって、どこまでも続いてゆきそうな深い奥行き感を強調することもできる。
隠れ家的な非日常感も演出できる
<広角なし>
北区麻生町の五差路付近にあるSHO-RINの洒落た2階席。実は筆者はこの界隈で育った。
<広角あり>
広角撮影するとタテ長の室内をしっかりと映し出せる。大人の隠れ家的な雰囲気が満点。
リアルプロクリップレンズは買いか?
スマホとの相性次第か…
ケンコー・トキナー社の説明とは違い、筆者の楽天BIGで撮影すると、ケラレと解像度の劣化が顕著だった。恐らく楽天BIGのカメラレンズは縦長3連ゆえに、リアルプロクリップレンズが完全に密着しないことが原因と思われる。モトローラやアイフォンタイプなら相性良しか。
センスと工夫で独自の世界観を表現
東区の札幌諏訪神社にて。ケンコー・トキナー社のリアルプロクリップレンズKRP-04swは、スマホによって多少の相性の良し悪しはあるものの、センスと工夫次第で、叙情的な心象風景を画像化することも可能な優れたアイテム。価格も手頃なので、ぜひお試しあれ。
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