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札幌スープカリー

Curry & Cafe SAMA 北海道神宮前店(札幌市中央区)

2023年6月13日

北海道神宮近くの手軽なスープカリー屋さん

SAMAの店内

SAMAは株式会社ハイブリッジジャパンが運営するスープカリー専門店で今回ご紹介する北海道神宮前店は2004年に開業した同社第1号店である。同社は現在札幌市内に7店舗、その他道内外に7店舗の合計14店舗を展開している。

SAMA北海道神宮前店はその店名のとおり北海道神宮のそばで営業しており、円山動物園にも近いため神社参拝や動物園見学のついでに気軽に立ち寄ることができる。そして少し歩けば本郷新記念札幌彫刻美術館に行くこともできる。

SAMA北海道神宮前店の実食レビュー

チキンカリー

SAMAのチキンカリー

筆者がオーダーしたのは札幌スープカリーではもっともポピュラーなメニューであるチキンカリー。スープはトマトスープ、辛さ8番を選択。具材はチキンレッグが丸ごと1本にじゃがいも、ニンジン、ピーマン、ナス、オクラ、ブロッコリー、ヤングコーン、うずらなどの構成。

スープの味わいはトマトの酸味と焦がしバジルの爽やかな香り漂う札幌スープカリーのスタンダードであり、万人向けの王道のフレーバーはスープカリー初心者にも安心して勧められる。もし初めてのスープカリーでお店とメニューに迷ったらぜひSAMAのチキンをお勧めしたい。

ベジタブルカリー

SAMAのベジタブルカリー

こちらも筆者がオーダーしたベジタブルカリー。チキンとならぶ札幌スープカリーの人気メニューをトマトスープと辛さ15番で頂く。具材はじゃがいも、ニンジン、ピーマン、ナス、アスパラ、ブロッコリー、カリフラワー、レンコン、キャベツなど野菜が盛りだくさん。

スープに野菜の食物繊維が溶け出していてドロリとした食感は健康に良さそう。辛さ15番はそこそこ辛いが根菜類の甘みと混ざりあった甘辛さがかえって一層美味しく感じる。野菜によって蒸したり揚げたりと調理方法を細かく使い分けている点も好印象。

チキン竜田カリー

SAMAのチキン竜田カリー

相方がオーダーしたチキン竜田カリーは北海道神宮前店の限定メニュー。スープはエビスープで辛さは0番を選択。具材はチキン竜田、じゃがいも、ニンジン、ピーマン、オクラ、レンコン、ブロッコリー、うずらなど。肉と野菜の具材のボリュームがほどよくバランスしている。

エビスープはエビのダシが際立っていて札幌市内のスープカリー専門店の中でもトップクラスの濃厚さではないかとのこと。またチキン竜田はしっかりと下味がつけられており、サクサクに揚がった香ばしい衣の食感と相まってやみつきになる美味しさだったそうだ。

ぷりぷり牛すじ煮込みカリー

SAMAの牛すじカリー

引き続き相方のレビューでご紹介したい北海道神宮前限定メニューのぷりぷり牛すじ煮込みカリー。エビスープと辛さ0番は前回と同じ。具材は牛すじ、舞茸、長ネギ、かいわれ、オクラ、サツマイモなど和食の定番野菜が多く使われているのが特徴的。

牛肉特有のクセがスパイシーなカリースープとよくマッチしていてとても風味豊かで美味しかったそう。辛さ0番だがスパイスの刺激は少し強め。ただし唐辛子由来の辛味ではないので辛さが苦手な彼女でもしっかり完食できたそうだ。

基本メニューとオーダー

基本メニュー

SAMAのメニュー表

SAMA北海道神宮前店の基本メニューは全部で15品あり、さらに平日ランチ限定メニューが2品、キッズメニューが1品と全18品が用意されている。他にも各店舗オリジナルのマンスリーメニューもあるので、まず来店してから店頭で当日のイチオシを確認してみると良い。

オーダー方法

SAMAはスープを選び、基本メニューを決め、辛さとライスの量を選ぶシステムになっている。一般的なスープカリー専門店に比べるとスープの種類や辛さのレベル、ライスのサイズなどのバリエーションが豊富で常連客にとって自分好みにカスタマイズできる楽しみがある。

スープは5種類

SAMA北海道神宮前店のスープ
SAMA北海道神宮前店公式メニューより転載

辛さは30段階

SAMA北海道神宮前店の辛さレベル
SAMA北海道神宮前店公式メニューより転載
SAMAのライス

ライスは白米。少なめ、普通、大盛り、特盛、爆盛から。またライスにキヌア(食物繊維やビタミンが豊富な雑穀)を混ぜてもらうことも可能。

他にも20種類以上のトッピングやサイドメニューなど、とにかく選択のバリエーションが豊富なのがSAMA北海道神宮前店の魅力。

当サイトで紹介しているメニューについて
当サイトでご紹介しているメニューの内容および価格は記事投稿時のものであり、各店の事情によって適宜変更となることもあります。現行のメニューと価格については恐れ入りますが各店の公式サイトより直接ご確認ください。(運営者)

SAMA北海道神宮前店へのゆきかた

店内の雰囲気

SAMAの店内

SAMAとはインドネシア語で「誰かと一緒に」という意味だそう。つまりSAMAでは家族や恋人、友人らと一緒に素敵な時間を過ごして欲しいというコンセプトで店作りを行っているため、北海道神宮前店ではテーブル席の広々とした店内となっている。

北海道神宮や円山動物園に近い一方でビジネスエリアから離れた立地ということを考えるとSAMA北海道神宮前店は明らかに週末に混雑するお店だろう。もしスケジュールに融通がきくのであれば平日に周辺スポットを観光した帰りにSAMAに寄って食事を楽しみたい。

SAMA北海道神宮前店のスマホ注文システム

新型コロナ感染対策だろうか、スタッフと対面せずにテーブル席から自分のスマホでメニューを注文できる画期的なシステムも導入されている。

営業時間とアクセス

SAMA北海道神宮前店の外観

定休日;第2水曜日
営業時間;AM11時30分~PM3時(LO.PM2時30分)
     PM5時~PM9時30分(LO.PM9時)
電話番号;011-644-7422
アクセス:JR北海道バス(円14・15・16、西20・21)宮の森1条10丁目停留所下車し徒歩1分※駐車場あり
ホームページ;SAMA公式サイト 

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  • この記事を書いた人

山口光博

札幌育ちの人事コンサルタント。小売業界に詳しく学生バイト時代を含めるとコンビニ、食品スーパー、総合スーパー、卸売など、流通チャネルに関わるほとんどの職場を経験。地元である札幌市とスープカレーをこよなく愛す。

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