豊富なラインナップと確かな味のニューカマー

メニューのラインナップは圧巻!
スープカレーしゃば蔵は札幌市中央区のJR札幌駅周辺エリアと大通公園地下のショッピングモールをつなぐ札幌駅地下歩行空間(通称チカホ)にあるカレー料理の専門店である。開業2019年と業界ではニューカマーながら、多彩なメニューが特徴的な新進気鋭のお店なのだ。
同店の特徴は羊にこだわった北海道テイスト強めのメニューと品数の豊富さである。現在、札幌市内にはおよそ200軒のスープカレー専門店が存在するが、スープカレー以外にもルゥカレー、スパイスカレー、スパイスラーメンまでカバーしているお店は数えるほどだろう。
北海道で唯一の羊骨ダシのスープ
しゃば蔵でひときわ目を惹くのが、羊骨ダシのスープや羊肉のタタキと羊肉ハンバーグ、さらに羊乳のチーズといった羊をふんだんに使ったメニューである。羊肉は独特のクセがあるため本州以南では敬遠されがちだが、ジンギスカンよろしく道民にとってはソウルフード。
特にウチの相方は羊肉ラバーズで、これまでにご紹介したスープカリー記事において、羊肉メニューのほとんどを彼女がレビューしている。実際のところラム肉特有のクセはスパイシーなカリースープによく合い、赤ワインのアテにピッタリなのは筆者も異論を挟む余地なし。
スープカレーしゃば蔵実食レビュー
鶏白湯スープのチキンレッグスープカレー

それでは早速しゃば蔵の実食レビューを始めたい。今回は半年ぶりに愛娘も参戦するので一挙に3品のご紹介。まずトップバッターは筆者から。筆者は初見のお店では必ず札幌スタンダードのチキンレッグを頂くことにしている(もはや筆者にとって一種の儀式なのだ…)。
チキンレッグの基本メニューにあわせて鶏白湯トマトスープを辛さ6番でチョイス。スープの味わいは濃厚な印象の見た目に反してあっさりさっぱり。辛さ6番も辛党の筆者には中辛レベルで発汗までは至らない。スープは旨味よりもスパイスの粒感と風味を楽しむタイプか?
揚げチキンはサクサクと香ばしく、軟骨までバリバリ食べられる。しかもザンギが一個トッピングされているのは大変嬉しい。野菜は9種と15種から選べるが今回はジャガイモ、キャベツ、ニンジン、レンコン、ピーマン、ナス、カボチャ、大根、揚げ牛蒡の9種とした。
全体的に天然由来の優しくて繊細な味わい。揚げ牛蒡がモーレツに美味しかったのが印象的だった。
羊骨スープの煮込ラムバーグスープカレー

続いてラム肉ラバーズの相方は、煮込みラムバーグに羊骨香味スープ(辛さゼロ)の羊づくし。辛さが苦手な相方はいつも辛さゼロでの実食となるが、今回はゼロでもそこそこ辛かった様子。スープから羊のフレーバーは感じるが、道民にはやや物足りないのでは?とのこと。
ちなみにこちらのメニューも筆者のメニューと同様に野菜トッピングを9品と15品のいずれかから選択することができる。煮込みラムバーグの食感はフワフワの柔らかさ。ただしラム肉臭さはかなり消されているようなので、道民よりもむしろ道外の観光客にお勧めかもしれない。
付け加えると我々がオーダーした3品はどれも土鍋で供されるが、配膳時に蓋を取ると中からもくもくと湯気が立ち上り、グツグツと煮えたぎったカレースープが出現するという凝った演出となっている。次回訪問時はしっかり動画も撮影しておきたいと思う。乞うご期待。
煮干スープの野菜たっぷりスープカレー

最後は筆者の愛娘。仕事が多忙な娘とは半年に一度くらいしか会えないが、娘の幼少期から父子の仲は良好で、すっかり一人前の社会人となった今でも、時々こうやって一緒に仲良く食事をしている。そんな娘はダイエット中とのことでヘルシーメニューにこだわる。
娘が選んだのは野菜15品の野菜たっぷりスープカレー。スープはこれまたヘルシーな煮干スープ(辛さ2番)。筆者は相方と娘のそれぞれのメニューからスープを一口ずつ味見させてもらったのだが、煮干ダシのスッキリしたスープによって野菜本来の甘みを再発見できそうだ。
野菜15品の内訳は、前述の9品にブロッコリー、舞茸、ミニトマト、筍、大豆、オクラを加えたもの。ただし写真中央の赤っぽいのは最後までわからず。3皿ともボリューム満点で、男性の筆者でもすっかりお腹いっぱいになるくらいに食べ応えがあった。
メニューとオーダー
基本メニュー

写真のメニューは基本メニューとスープの美味しい組み合わせの一例。スープカレーの基本メニューは9種類あり、これに4種類のスープ(羊骨香味スープ、煮干ヘルシースープ、鶏白湯スープ、MIXココナツスープ)のどれを組み合わせるかはゲストの自由となっている。
なおスパイスカレーとルゥカレーは合わせて5種類、スパイスラーメンが6種類と、個人経営のカレー専門店にしては、メニューのラインナップがとても豊富。他にも期間限定メニューなどもあるが、次回訪問する際はぜひスパイスカレーなども味わってみたいものだ…。
当サイトで紹介しているメニューについて
当サイトでご紹介しているメニューの内容および価格は記事投稿時のものであり、各店の事情によって適宜変更となることもあります。現行のメニューと価格については恐れ入りますが各店の公式サイトより直接ご確認ください。(運営者)
オーダー方法


オーダー方法は①基本メニュー(9種類)を選び、②スープの種類(4種類)と③辛さ(10段階)、そして④ライスの種類と⑤量(6段階)を選ぶ。ライスは白米と十五穀米の2種類で、麦類NGの筆者は白米(写真左/200g)、相方と娘は十五穀米(写真右/100g)とした。
他には20種類以上のバラエティ豊かなトッピングや、ビール、ハイボール、サワー、焼酎、ワイン、日本酒、ノンアルなど大人向けのドリンクが充実しているのが嬉しい。カレー専門店では珍しく、なんとビールやハイボールの60分飲み放題も可能となっている。これは凄い!
スープカレーしゃば蔵のゆきかた
店内の雰囲気

もうひとつ特筆すべき点は収容キャパの大きさとゲスト席の多様さ。カウンター席が6席、2人掛け~12人掛けまで調整可能なテーブル席が1BOX、4名用の半個室(洋室)が1部屋、同じく4名用の完全個室(和室)が2部屋、さらに4名~16名用の掘りごたつ席が4部屋もある。
これならお一人様から団体様まで気兼ね無く利用することができ、飲み放題とセットで忘年会や新年会もいけそうだ。久々の娘との会食なのに食事を急かされるようなお店は避けたいと思っていたところ、しゃば蔵では他の客に気兼ねせず食事と会話を愉しむことができた。
営業時間とアクセス

チカホの10番出口の隣にある札幌ノースプラザ連絡通路から地上に出ることなくしゃば蔵にアクセス可能なので、雪の多い札幌ではとてもありがたい。ランチタイムはそれなりに空席待ちの行列ができるが、収容キャパが大きいため15分ほどで案内してもらえる。
定休日;日曜・祝日
営業時間
・午前の部;11:30~15:00(LO14:30)
・午後の部;17:00~22:00(LO21:00)
電話番号;011-221-0709
アクセス;地下鉄大通駅から徒歩5分、地下鉄札幌駅から徒歩10分
公式サイト;スープカレーしゃば蔵





