スープカリーというメニューを確立した老舗
マジックスパイスは1993年に札幌市白石区で創業したスープカリー専門店であり、スープカリーの原型と言われているアジャンタの薬膳カリィを独自にアレンジしたメニューに初めてスープカリーと命名したこの業界の草分け的な存在として知られている。
マジックスパイスのメニューのコンセプトは医食同源であり、カリースパイスの薬効によってゲストの健康を増進し、独特な世界観マジスパワールドを余すところなく表現した非日常的な空間で食事を楽しむことでメンタル面のリフレッシュ効果も狙っているとのこと。
マジックスパイス実食レビュー
チキン
「マジックスパイスはお店の雰囲気からしてかなり辛そう。」と辛いメニューが得意ではない相方は辞退。そこで今回は筆者の愛娘に付き合ってもらうことになった。スープカリーを頂くのはこれが2度目となる筆者の娘がオーダーしたのはスープカリーの定番であるチキン。
さらにチーズをトッピングしてもらい、スープはチキンスープ、辛さは悶絶(7段階中3番目の辛さ)を選択。具材はチキンレッグが丸ごと一本に、トマト、キャベツ、ブロッコリー、ゆで玉子が添えられ、さらに具材の上に載った揚げた春雨がとても色鮮やか。
スープはサラサラのあっさり系。鶏肉はスプーンとフォークで身がほぐれるほどにやわらかく蒸してあり、日頃は少食な筆者の娘も「美味しい!」を連発しながらきっちり完食していた。
ベジタブル
筆者はベジタブルをオーダーした。スープはチキンスープ、辛さは涅槃(7段階中の4番目の辛さ)を選択。スープは前述のとおりだが辛さはまだいけそう。もっともスープに染み出した野菜の甘みと辛味がほどよく調和してこれくらいの辛さでちょうど良いのかもしれない。
具材はナス、カボチャ、大根、アスパラ、いんげん、さやえんどう、キャベツ、ヤングコーン、水菜、ニンジン、長イモと盛りだくさん。さらにゆで玉子、黒こんにゃく、ライスヌードルも入っており「他にどんな具が隠れているのだろう?」などと楽しくなってくる。
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基本メニューとオーダー
基本メニュー
基本メニューはチキン、シーフード、ポーク角煮、ベジタブルなどの定番メニューのほかにモモ(ネパール餃子)やフランクナガイ(行者ニンニク)、エビフリャー(エビフライ)などといったユニークなものまで多種多様。一風変わったネーミングセンスがマジスパらしい。
オーダー方法
マジスパのオーダーの仕方はメインメニューを選び、スープと辛さを指定する。スープはメニュー表の黄色いサイババのチキンベースと赤いサイババのトマトベースの2種類。辛さは激辛の虚空から辛口の覚醒まで7段階で全て有料となるが、大辛以上は野菜増量サービスつき。
トッピングは「どれもこれもが相性よし、迷って楽し、食して絶叫」という同店のキャッチコピーのとおりバラエティ豊かでチーズ、コロッケ、高野豆腐など40種類以上もラインナップされている。中にはごっちUFOなど一見してなんだかわからないものもあってカオス感満載。
ライスはサフランライスでパインが一切れ添えられている。量は普通盛りのみだが追加料金で大盛りにできる。
当サイトで紹介しているメニューについて
当サイトでご紹介しているメニューの内容および価格は記事投稿時のものであり、各店の事情によって適宜変更となることもあります。現行のメニューと価格については恐れ入りますが各店の公式サイトより直接ご確認ください。(運営者)
マジックスパイス札幌本店へのゆきかた
店内の雰囲気
店内は1階席と2階席があって我々親子が案内されたのは2階席。どちらもインドのエスニック調でアニメやインディーズといったサブカル要素満載の演出もなされていてマジスパワールド全開といった迫力がある。席数が多いためランチタイムでも待たずに案内してもらえそう。
ところ狭しと陳列されたインド風の小物雑貨。これらの小物雑貨は販売もしている。札幌土産におひとついかが?
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営業時間とアクセス
定休日;水・木曜日
営業時間;平日AM11時~PM3時、PM5時30分~PM10時
土日祝AM11時~PM10時(通し営業)
電話番号;011-864-8800
アクセス;地下鉄東西線南郷7丁目駅から徒歩2分
公式サイト;マジックスパイスWebサイト
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日本全国のご当地グルメの食べ歩きブログ「現実逃避.com」でも道外視点でマジスパをレビューしている。