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札幌スープカリー

モハンディッシュ琴似店(札幌市西区)

2024年11月4日

札幌市民に長く親しまれるインド料理専門店

モハンディッシュ琴似店のディナー

モハンディッシュは札幌市内に5店舗を経営するインド料理専門店である。オーナーはインド人で、かつてはインド国内の有名店で修行したこともあるそう。20数年前に来札した時に、札幌市で本格的なインド料理店を広めたいとの想いから開業に至ったとのこと。

店名がモハンディッシュなので、モハンさん(インドで一般的な男性の名前)の料理屋さんという意味かと思ったが、真偽はわからず。インドでは、モハンという言葉は”魅力的な”という意味でも使われるらしく、病みつきになるくらい美味しいお店ということなのかもしれない。

モハンディッシュのメニューづくりのポリシーは医食同源。インド伝統の薬草や芳しいハーブ、そして40種以上の多彩なスパイスをふんだんに使った新鮮でスパイシーなメニューは、豊かな風味と薬膳効果によって、心身のリフレッシュにとても効果的。

デリガーデンの外観

辛い料理が苦手なはずの相方をすっかり虜にしてしまったデリガーデンは、かつてモハンディッシュの系列店だった。数年前に独立して、現在は市内に2店舗を展開している。

モハンディッシュ琴似店 実食レビュー

チキンスープカレー

モハンディッシュ琴似店のチキンスープカレー

スープカリーは札幌発祥のメニューなので、モハンディッシュのような本格的インド料理のレストランであれば、正統派インド料理をオーダーすべきなのだろうが、札幌スープカリーを愛してやまない筆者としては、デリガーデンに続き、本場のインド人シェフのスープカリーを味わってみたいと、ベーシックなチキンを辛さ5番で試してみた。

スープは札幌スタンダードのトマトベースに焦がしバジル。本場インド料理らしいオリエンタルなフレーバーを感じるものの、予想に反して結構無難にまとまったテイスト。辛さ5番は辛党の筆者には全く辛くない。水気のある野菜を細かく刻んでスープに入れてあるためか、出汁の濃厚さやスパイスのパンチがかなりマイルドに中和されている印象を受けた。

デリガーデンのスープカリーは、スパイスのブレンドの違いなのか、カリーの風味が複雑で味わい深く、これまでお邪魔した札幌スープカリーの多くのお店よりも、味付けが一枚上手だな…と感心したものだが、モハンディッシュ琴似店のスープカリーは、筆者にはやや物足りない。同店にとって、スープカリーのカテゴリーは、発展途上といったところか?

モハンディッシュ琴似店の赤ワイン

今夜は娘と久々の再会ということもあり、皆で赤ワインを愉しむ。我が子と初めてサシ飲みするお酒はネロ・ダヴォラ・シチーリア。ベリー系の華やかな香りと適度な甘さが、スパイシーなカリー料理によく合う。

ガーリックチキン

モハンディッシュ琴似店のガーリックチキン

ワインのアテに注文したガーリックチキン。甘辛い濃厚なソースの後から、カリカリに揚げたチキンの香ばしさが追いかけてきて、口の中でなんともいえない旨味に昇華される。特に先ほど紹介した赤ワインとの相性はバツグン。これは文句なしに旨い。

チキンティッカ

モハンディッシュ琴似店のチキンティッカ

追いチキン(?)は、タンドール釜でじっくり焼き上げたチキンティッカ。タンドール釜とはインド料理に欠かせない炭火焼のグリルで、スパイシーなソースごとカリカリに焼き上がったチキンは絶品。3人とも赤ワインが進む…。

ラムスープカレー

モハンディッシュ琴似店のラムスープカレー

続いて相方。ラム肉ラバーズの相方は迷わずラムスープカレーをオーダー。最近辛さのレベルアップに挑戦している相方だが、本場インド料理店ということで、今回は無難に0番でトライ。ますはスープの印象。デリガーデンの熱烈なファンである相方には、モハンディッシュ琴似店のスープカレーは出汁が弱く、スープのフレーバーに物足りなさを感じた様子。

具材は一口サイズのラム肉で、特有の肉臭さはきちんと消されていて食べやすかったとのこと。野菜はピーマン、いんげん、ナス、ニンジン、ジャガイモなど。ターメリックで黄色く着色されたと思しきジャガイモがユニーク。ゆで卵が丸ごと1個ドカンとトッピングされているのは、卵の価格が上がっているこのご時世にあって、なかなか太っ腹。ありがたし。

モハンディッシュ琴似店のナン

パリパリに焼けたナンは安定の美味しさ。もっともデリガーデンで提供されたナンに比べてやや薄め。バターの量も控えめで、生地のツヤ感と香りがイマイチ。進化を期待したい。

チキンキーマ

モハンディッシュ琴似店のチキンキーマカレー

半年ぶりに再会した娘がオーダーしたのはチキンキーマカレー。辛さは2番。ほどよく生姜の効いた濃厚で食べ応えのあるルゥは、さすが本場の味。やはりモハンディッシュにゆくなら、スープカリーよりも、ルゥカレーの方がオススメ。ちなみに愛娘は今春就職したばかりだが、職場の先輩たちの陰湿なセクハラ・パワハラのせいで、すでに離職していた。

筆者はかつて、愚劣なパワハラ経営者をコテンパンにやっつけてやったことがある。そんな筆者の娘にハラスメントとは、その先輩さん達とやら、随分といい度胸してるじゃないか…。それはさておき、娘は勤め先の社長に直接電話して、「こんなひどい職場で働けるか!」と啖呵を切って辞めたそう。やはり血は争えぬ。まずは「よくやった」と娘を褒めた。

モハンディッシュ琴似店のライス

モハンディッシュはメニューと別にライスやナンを注文するシステム。写真はレギュラーサイズだが、男の筆者から見てもボリューム満点なので、今回は3人でナン1枚とライス1皿とした。

クルフィ

モハンディッシュ琴似店のクルフィ

食後のシメはスイーツで決まり!ということで、写真は相方がいただいたクルフィ。カシューナッツとピスタチオを練り込んだユニークなメニュー。相方いわく、アイスクリームとかき氷をシャーベットを足して3で割ったような不思議な味わいだったそう。

バニラアイス・マンゴーソースがけ

モハンディッシュ琴似店のバニラアイス・マンゴーソース

こちらは娘は頂いたバニラアイス・マンゴーソースがけ。インプレッションは「美味しい!」の一言。例の一件の後、国家資格者である娘は、自力で新しい就職先を見つけ、新天地では良識ある上司や先輩たちに可愛がられている様子。すっかり立ち直ったようで良かった…。

基本メニューとオーダー

基本メニュー(その1)

モハンディッシュのメニュー。左側はインド料理の薬膳効果の説明書きで、デリガーデンに置いてあったものと全く同じ。スープカリーもデリガーデンと同じ4種類だが、調理法や具材などはかなり異なっている印象。とりあえずスープカリーに関して言えば、基本メニューを決めて、スープの辛さを指定するだけ、と極めてシンプル。ライスとナンは前述のとおり別注文。

基本メニュー(その2)

モハンディッシュ琴似店のメニューその2

デリガーデンはスープカリー専門店ではなく、あくまでもインド料理専門レストランなので、こちらの料理が本業。バリエーション豊かで、どれも美味しいメニューばかり。リーズナブルなランチセットやグループメニューなども取り揃えてあり、気構えることなくカジュアルに利用できる庶民的なお店である。

当サイトで紹介しているメニューについて
当サイトでご紹介しているメニューの内容および価格は記事投稿時のものであり、各店の事情によって適宜変更となることもあります。現行のメニューと価格については恐れ入りますが各店の公式サイトより直接ご確認ください。(運営者)

モハンディッシュのゆきかた

店内の雰囲気

モハンディッシュ琴似店の店内

店内は外観から想像する以上に広く明るい雰囲気。ボックス席ごとに感染対策フィルムもしっかりと設置されていて、安心して食事を楽しむことができる。

モハンディッシュ琴似店のペアシート

窓際のペアシート。この界隈は琴似エリアでも比較的にぎわいのある場所なので、夜も明るい。地下鉄駅やバスターミナルもすぐそばにあり、交通アクセスも良好。

営業時間とアクセス

モハンディッシュ琴似店の外観

定休日;なし
営業時間;ランチAM11時〜PM3時(LO PM2時半)、ディナーPM5時〜PM11時(LO PM10時半)
電話番号;011-213-7778
アクセス;地下鉄東西線琴似駅から徒歩1分、琴似バスターミナルから徒歩1分、JR琴似駅から徒歩7分
ホームページ;モハンディッシュ公式サイト

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  • この記事を書いた人

山口光博

札幌育ちの人事コンサルタント。小売業界に詳しく学生バイト時代を含めるとコンビニ、食品スーパー、総合スーパー、卸売など、流通チャネルに関わるほとんどの職場を経験。地元である札幌市とスープカレーをこよなく愛す。

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