2026/9/11
全く偶然の菊水神社探訪 神門と拝殿および本殿が一体化した造り。階段は急勾配。 ここ最近、当サイトでは白石区にちなんだ地域資源スポットを多数投稿してきた。そして今回も、白石区にある菊水神社の紹介である。ただし今回は、実のところ偶然の訪問であった。本業(社会保険労務士)の関係で近隣の事業者を訪問した際、予定より業務が早く終わり時間的余裕が生じたこと、そして帰路をスマホで確認していたところ、訪問先のすぐそばに菊水神社があると気づいたことから、急遽取材することになった次第である。 ちなみに菊水神社は白石区にあると ...
2026/9/8
谷を下れば別世界―「神寄谷」の傍らに立つ白石の鎮守 国道12号線近く、商業施設や住宅地が広がる市街地に鎮座する白石神社。 しかし、その社殿右手にある階段を降りると、豊かな緑と清冽な湧水に満ちた御神苑「神寄谷(かみよりだに)」の静寂が広がっています。 札幌市内とは信じられないような独特の雰囲気が漂い、真夏日であっても池と木々がもたらす涼やかな空気が訪れる者を包み込みます。 神社が位置するのは、月寒川の左岸に広がる台地(西岡台地・月寒台地)の端。清らかな湧水を抱くこの谷地に、古くから人々は特別な気配を見出して ...
2026/9/8
札幌市白石区に息づく歴史と開拓の記憶 現在、地下鉄やJRが行き交い、住宅街や商業施設で賑わう札幌市白石区。 70年ほど前までは田畑が広がる農村地帯だったとは、想像しにくいかもしれません。 しかし、「白石」という地名そのものが、その歴史を静かに物語っています。明治初期、仙台藩の一門であった片倉家白石支藩の家臣団が集団移住し、未開の地に村を築いたことがこの名の由来なのです。 「白石郷土館」は、こうした街の成り立ちを貴重な資料とともに伝える展示施設です。本記事では館内の様子とともに、白石がたどった歩みをご紹介し ...
2026/9/8
今回は定番のチキンカレーに挑戦 最近スープカリー専門店の投稿が少ないが、これには2つほど事情がある。ひとつめは数年前に麦と獣肉アレルギーが判明し、気軽に外食できなくなってしまったこと。もうひとつはスパイスの調合を通してスープカリーの美味しさを舌の奥で探求してみたいと感じたこと。 ゆえに最近は自宅でしょっちゅうオリジナルブレンドのカレーに挑戦している。しかし現在ハマっているのはスパイスカレーである。サラサラ系スープカリーはダシを取ってからスープを濾す必要があるが、繊維質を摂取したい筆者はスパイスカレーの方が ...
2026/9/8
白石区の公園探訪第一号! ブログ「札幌ぶら歩き探訪」を始めてちょうど4年が経過し、投稿記事数もそろそろ200記事に到達しそうな状況だが、白石区の探訪スポットについてはこれまであまり取り上げてこなかった。そこで今回は白石区の公園取材第一号として、月寒河畔緑地を探訪してみたい。 探訪その1:あかつき橋~霜踏橋まで 月寒河畔緑地は月寒川の流域のうち、白石区の南側に造成された総延長1.3kmほどの小さな都市緑地である。開拓期の頃は現在の国道12号線を境に北側と南側にそれぞれ50ずつ区割りされ、北から数えてこの辺り ...
2026/7/29
街の移ろいを見守る、豊平の鎮守 札幌の中心部から豊平橋を渡り、国道36号線を月寒方面へと少し進むと、住宅街や商店の合間に、ふと緑豊かな一角が現れます。 それが今回ご紹介する豊平神社です。 境内には、明治の頃の面影を残す石碑や狛犬など、豊平という土地が歩んできた道のりが静かに刻まれています。 豊平神社のご由緒 開拓のはじまりと豊平神社の創祀 明治10年前後の豊平橋(北海道大学付属図書館蔵) 豊平地区に初めて定住したのは、豊平川の渡し守を務めた志村鉄一で、安政4(1857)年のこととされています。その後、明治 ...
2026/8/13
山鼻川緑地の概要 4年越しの取材となった山鼻川緑地 筆者が山鼻川緑地を初めて訪れたのは2022年の秋頃。以前勤めていた会社を相方と一緒に退職して起業し、当ブログ「札幌ぶら歩き探訪」のネタ探しにスープカリーのアジャンタインドカリ店や上山鼻神社を取材した際に、偶然この緑地を目にしてぶらりと立ち寄ったのだ。 上の写真がその時に撮影したものだが、当時は都心にありがちなポケットパークの類だろうと誤解し、記事にもせず放置していた。しかし上山鼻神社へ何度か参拝するうちに、山鼻川緑地は意外に大きく、貴重な生物を観察できる ...
2026/7/29
豊平公園の概要 かつての林業試験場が前身 豊平公園は札幌市豊平区にある約7.2ヘクタール(札幌ドーム1.3個分)の公園である。市内の公園の中では大きい方ではないが、北区の百合が原公園と同様に、多様な花卉や樹木などが展示されている都市緑化植物園で、園芸相談員が常駐している点も共通している。 (広報さっぽろ豊平版より転載) 豊平公園はもともと林業試験場北海道支場(写真左)が前身。同場は1974年に現在の所在地である羊ケ丘に移転し、跡地が豊平公園に転用されたが、その際に試験場から多くの樹木を引き継いだ。市内にあ ...
2026/7/18
なぜ、手稲記念館は手稲区にないのか 札幌市内の郷土資料館を調べていると、ひとつ気になることがあります。 平岸郷土資料館は豊平区平岸に、屯田郷土資料館は北区屯田にと、多くの施設は名称と所在地の地名が一致しています。 ところが「手稲記念館」だけは、手稲区ではなく西区西町に建っているのです。 地下鉄東西線・宮の沢駅からほど近い手稲記念館の側にある標識を見ても、やはり「西区」と記されています。 この違和感の正体は、館内に足を踏み入れると、すぐに解けはじめます。 謎の答え:手稲記念館が「西区」にある理由 手稲町と記 ...
2026/7/18
前田公園と地域に刻まれた記憶の継承 手稲区の前田地区にある前田公園。 手稲本町と石狩市花畔を結ぶ道道44号石狩手稲線に面したこの公園は、一見するとどこにでもある地域の公園のようですが、「前田」という地名の由来ともなった前田農場の歴史が、今も残る特別な場所です。 公園に刻まれた地名の起源、今も残る歴史の遺構、そして縄文時代にまで遡る人々の痕跡―その重なりをたどりながら、前田公園の様子をご紹介します。 前田公園へ:歴史の痕跡が残る地区公園 約3.8haの広さを有する前田公園は、市内に点在する地区公園の一つとし ...