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札幌スープカリー

スープカレー専門店 エスパー伊東 総本店(札幌市西区)

2024年2月13日

エスニック・スパイス・パワー改めエスパー伊東

札幌スープカレー専門店 エスパー伊東総本店は、札幌市西区八軒地区にあるスープカリー専門店である。開業は2008年なので、札幌スープカリーの系譜としてはキングやSuageなどと同じ世代になる。

ちなみに同店は、今年1月に亡くなったタレントのエスパー伊東氏とは何の関係もない。同店の公式サイトによると、店名はエスニック・スパイス・パワーを略して命名したとのこと。

そういえば隣町の札幌らっきょも開業当初に「たけし軍団の井手らっきょのお兄さんが経営しているらしい…」などいった噂がまことしやかに流布されていたっけ。

エスパー伊東総本店実食レビュー

エスパーパリチキ

そんなエスパー伊東のモットーは「スープカレーが日常の当たり前に。エスパー伊東ができること。」である。

公式サイトに具体的な理念などは明記されていないが、メニュー構成や店内の雰囲気から推察するに、ファミリー層が普段通いできるような万人受けの路線を狙っているのだろう。

さて今回の実食レビューはまず相方から。相方はエスパーパリチキを、オリジナルスープの辛さゼロ、五穀米の小盛り(120g)でオーダーした。

パリパリと香ばしく焼かれたチキンに、ニンジン、ジャガイモ、ナス、ピーマン、ブロッコリー、キャベツ、ゆで玉子が添えられ、暖色系でまとめられたメニューは食欲をそそる。

まるで大根のように大きな輪切りスライスの人参に驚かされるが、スープの量、具材のボリューム、ライスのサイズともに、女性客にはちょうど良いサイズとのこと。

辛さゼロのスープは、しっかりとしたダシの味わいを堪能することができ、濃厚ダシのサラサラ系スープを好む相方には、とても満足できるテイストだったようだ。

エスパーバーグ

筆者はエスパーバーグを、辛さ10番のオリジナルスープと白米の普通盛りで頂いた。

スープはトマトベースに焦がしバジルを散らした札幌スープカリーのスタンダードテイストで、トマトの酸味よりもダシの風味が強く、スパイスがガツンと効いた後から、玉ねぎの甘味がふわっと立ち上がってくる、とても奥行きのあるまろやかなフレーバー。

ハンバーグは小ぶりだが肉厚でジューシー。表面をコーティングしているのはチェダーチーズだろうか。チーズの濃厚なコクがスープに深みを与えているように感じる。

野菜は素揚げされていて甘みや香ばしさが際立っている。特にジャガイモはパリッとした香ばしい皮と、とろけるほどにやわらかい身のコントラストが絶妙な食感。さらにスパイシーなスープとハンバーグの肉臭さが絡み合って最高に旨い。

辛さ10番は無料でオーダーできる一番辛いレベルだが、辛党であればちょうどよいくらいの辛さではないだろうか?

メニューのボリュームは、食欲旺盛な男性ならスープとライスは大盛りがマスト。トッピングも一品くらいは欲しいところだが、トータルで2千円超えは庶民の財布にはちと厳しい。

メニューとオーダー

基本メニュー

基本メニューはチキンやポークをメインとしたオーソドックスな13品で構成されており、キッズメニューもラインナップされていて、ファミリー層にはありがたい。

オーダー方法

エスパー伊東のオーダー方法は、①基本メニューを選ぶ→②スープの種類を選ぶ→③辛さを選択する→④ライスの種類と量を指定する→⑤お好みに応じてトッピングを追加する、というオーソドックスでわかりやすい流れ。

スープはオリジナルのほかにトマトスープや濃厚海老スープが用意されており、さらに牛乳とチーズをまぜこんで、まろやかに仕上げたホワイトスープもある。

辛さはメニュー表には50番まで表示されているが、スタッフに相談すればそれ以上の辛さもアレンジOKとのこと。

ライスは北海道産ななつぼしと5種類の雑穀米から選択できる。量は小盛りから特盛の4段階だが、他店と比べてやや小ぶりのサイズ設定。

当サイトで紹介しているメニューについて
当サイトでご紹介しているメニューの内容および価格は記事投稿時のものであり、各店の事情によって適宜変更となることもあります。現行のメニューと価格については恐れ入りますが各店の公式サイトより直接ご確認ください。(運営者)

エスパー伊東総本店へのゆきかた

店内の雰囲気

今回、我々が案内されたのは店内の奥側にある、カウンター席と2人がけの小テーブル席のゲストスペースだった。店舗の正面側には広々とした4人がけのテーブル席も設けられているので、ソロでもグループでも気兼ねせずに来店することができる。

当初はエスパー伊東などという奇抜なネーミングから、マニア向けの面倒くさそうな店だったら嫌だなぁ…などと考えていたのだが、そんな懸念は全く無用だった。

明るく開放的で清潔感ある店内は、老若男女を問わず誰でも安心して食事を愉しむことができ、オーソドックスなメニューも相まって、気軽に利用できるスープカリー専門店である。

営業時間とアクセス

定休日;無休
営業時間;AM11時~PM10時(LO PM9時30分)
電話番号;011-215-5577
アクセス;JR八軒駅から徒歩3分、JR琴似駅から徒歩10分
公式サイト;エスパー伊東公式サイト


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  • この記事を書いた人

山口光博

札幌育ちの人事コンサルタント。小売業界に詳しく学生バイト時代を含めるとコンビニ、食品スーパー、総合スーパー、卸売など、流通チャネルに関わるほとんどの職場を経験。地元である札幌市とスープカレーをこよなく愛す。

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