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200円以内で購入できるカレーパン全16種類一挙食べくらべ!?

2023年12月19日

近所で売っている格安カレーパンに違いはあるのか?

カレーパンのイメージ画像
PhotoACより転載

札幌市内にはカレーパンの美味しい有名なベーカリーがたくさんあります。しかし、それらはアクセスしづらい郊外にあったり、不定期営業だったり、価格が割高だったりするため、元来が出不精な筆者はあまり積極的に買いに行きたいとは思いません。

一方で近所を見回すと、スーパーやコンビニまたチェーン展開しているベーカリーで、手軽に購入できるカレーパンがたくさんあります。そこでこれらのカレーパンにはどのようなものがあり、味やサイズに違いはあるのかなど調べてみたくなった次第です。

そんなことで今回は札幌市内で100円台で購入できる手軽なカレーパンを16種類ピックアップし、実食レビューも交えながら、それぞれのカレーパンの特徴などを紹介してみます。

なお実食レビューにあたっては、GoogleBardに日本人の平均的なカレーパンの嗜好を調べてもらい、中辛、コクあり、中サイズ、サクサク食感をレビューの基準とさせて頂きました。

・辛すぎる味を、苦手とする人が多いため、ルーの辛さは、中辛が好まれる傾向がある。
・カレーの旨味が強いと、満足感を得やすいため、コクのあるルーが、好まれる傾向がある。
・具材が大きすぎると、パンとのバランスが崩れ、小さすぎると、食べ応えが不足するため、中くらいの具材が、好まれる傾向がある。
・パン粉のサクサクした食感は、カレーパンの醍醐味の一つであるため、サクサクしたパン粉が、好まれる傾向がある。
・パンのボリュームが大きすぎると、食べにくいため、中くらいのボリュームが、好まれる傾向がある。

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画像はイメージです。

200円以内で購入できるカレーパン全16製品の実食レビュー

No.1 京田のカレーパン(京田食品)

京田食品のカレーパン(断面)

製品の主要諸元
~販売者;京田食品、商品名;京田のカレーパン、製造者;京田食品、購入価格194円(税込)、全長9.5cm、全幅14.5cm、重量79g、㌘単価2.5円/g

京田食品株式会社は、1949年に札幌市の南区で創業した老舗のベーカリーです。現在は市内に本店を含めて直営店を3店舗展開しており、またARCSグループの中でも比較的、高級路線の東光ストアをメインに製品を供給しています。

実食レビュー

食の安全・安心と毎日でも食べ飽きない味にこだわる京田食品のカレーパンは、ラグビーボール状の独特な形状が特徴です。北海道産小麦を使ったパン生地と、玉ねぎやチャツネの甘みでマイルドに仕上げたカレールゥが絶妙にマッチしています。

衣は中目のパン粉をしっかり揚げており、こんがりと焼けたような色合いが食欲をそそります。生地はやや堅めで油っぽい印象ですが、その分カレールゥの甘辛い味わいが引き立ちます。ボンカレー中辛を想起する懐かしい味わいは、老若男女問わず楽しめるでしょう。

No.2 かりかりカレーパン(コープさっぽろにしの店)

製品の主要諸元
~販売者;コープさっぽろにしの店、商品名;かりかりカレーパン、製造者;コープフーズ、購入価格149円(税込)、全長11.0cm、全幅13.0cm、重量82g、㌘単価1.8円/g

コープさっぽろは、札幌市を拠点とする生活協同組合であり、全国の生協の中では第6位の年商を誇ります。現在、北海道全域に108店舗の中規模食品スーパーを展開しており、にしの店は人口21万人の西区の中でもスーパー激戦区として知られる西町~西野エリアにあります。

実食レビュー

コープさっぽろにしの店のかりかりカレーパンは、同店のインストアベーカリーが提供しています。しかし、恐らくコープさっぽろ系列のコープフーズで冷凍生地を製造し、それを各店舗で焼いて、店頭に陳列しているのではないかと推察されます。

かりかりカレーパンのパン生地は薄めで、粗目のパン粉をまぶしてカリカリに揚げています。カレールゥは甘いですが、スパイスの風味もそれなりに感じられます。具材は細かく刻まれており、カリカリの衣と滑らかな具材の食感が対照的です。

No.3 カレーパン(札幌パリ)

札幌パリのカレーパン(断面)

製品の主要諸元
~販売者;札幌パリ、商品名;カレーパン、製造者;札幌パリ、購入価格127円(税込)、全長12.0cm、全幅12.0cm、重量108g、㌘単価1.2円/g

もともと札幌パリは、北海道帯広市のイズヤパン株式会社の子会社として1965年に札幌市で設立されたパン製造会社であり、1994年に国内最大手の山崎製パンの傘下となりました。現在はパンの卸売以外にスーパーのインストアベーカリーも受託しています。

実食レビュー

札幌パリのカレーパンのサイズや重さは、まさに標準的なカレーパンそのもので、縦横12cmの整った正円の形状が特徴です。パン粉少なめの衣と厚めの生地は、片方のみカレールゥが注入されていて、まるでお皿によそったカレーライスのようです。

カレールゥはスパイスの風味が強めの辛口で、コクやまろやかさを抑えたソリッドな味わいとなっています。そのため、甘ったるくないスパイシーなカレーパンが好きな人にはうってつけです。具材は細かいですが、ひき肉の食感もしっかりあります。

No.4 カレードーナツ(札幌パリ)

札幌パリのカレードーナツ(断面)

製品の主要諸元
~販売者;札幌パリ、商品名;カレードーナツ、製造者;札幌パリ、購入価格95円(税込)、全長13.0cm、全幅15.0cm、重量124g、㌘単価0.8円/g

引き続き札幌パリの製品を紹介しましょう。札幌パリは帯広市のイズヤパンが前身で、札幌進出とフランスパンの製造に注力するため、ブランディング戦略の一環として、あえて札幌とパリを冠した社名にした経緯があります。そんな札幌パリのカレードーナツがこちらです。

実食レビュー

カレードーナツという名前のとおり、衣は目の細かいパン粉を薄くまぶしてあり、生地はもっちりとした弾力があります。カレールゥはカレーパン同様にスパイシーでソリッドな味わいですが、ドーナツ生地のせいか甘みを感じるようです。

特筆すべきはボリュームと価格です。大きさと重さは今回比較した16種類の中で最大のものですが、価格は唯一100円を切るコスパの良さです。また具材は、実際には写真よりもたっぷり入っていて、食べごたえのあるものとなっています。

No.5 厚切りソーセージ&カレーパン(セコマ)

セコマの厚切りソーセージ&カレーパン(断面)

製品の主要諸元
~販売者;セコマ、商品名;厚切りソーセージ&カレーパン、製造者;札幌パリ、購入価格149円(税込)、全長12.5cm、全幅14.0cm、重量89g、㌘単価1.7円/g

セコマは、つい最近までセイコーマートという社名で知られていた、札幌を本拠地とするコンビニエンスストアチェーンです。セコマは、もともと北の誉酒造の創業家が、同社の卸売先の酒販店をまとめてコンビニ業態に転換したことが始まりです。

実食レビュー

セコマの厚切りソーセージ&カレーパンは前述の札幌パリがOEM生産している商品です。衣は粗めのパン粉を薄くまぶしてあり生地は柔らかいです。ただし生地の食感はパサパサしていて、やや弾力に欠ける印象でした。

カレールゥは札幌パリ特有の黄色っぽくてスパイシーなものですが、ルゥの量が少ないのでソーセージの味に負けています。なおパンの断面写真では具材がハムのように見えます。これはボロニアソーセージという太いソーセージを輪切りにしたものを使用しているためです。

No.6 国産野菜入りカレーパン(セコマ)

セコマの国産野菜入カレーパン(断面)

製品の主要諸元
~販売者;セコマ、商品名;国産野菜入りカレーパン、製造者;山崎製パン、購入価格135円(税込)、全長12.0cm、全幅12.0cm、重量93g、㌘単価1.5円/g

引き続きセコマの商品です。ただし、こちらは国内製パンメーカー最大手の山崎製パンのOEM製品です。筆者が現役だった頃は札幌のスーパーのベーカリー売り場の双璧は山崎製パンと地場の日糧製パンでしたが、現在の日糧製パンはカレーパンを製造していないようです。

実食レビュー

国産野菜入りカレーパンのサイズと重さは他社製品に比べてやや小ぶりです。衣は粗いパン粉がまんべんなくまぶされており、噛むたびにザクザクとした音と食感が心地よいです。生地もほどよい歯ごたえとしっかりとした小麦の風味を感じます。

カレールゥは甘めで濃厚なテイストです。スパイシーさはあるものの、辛さは感じないので小さなお子さんも安心して召し上がれるでしょう。じゃがいもなどの具材は大きく、根菜の甘みが優しい味わいです。この内容でこの価格ならとてもお買い得ですね。

No.7 お店で揚げたカレーパン(セブン-イレブン)

セブンイレブンのお店で揚げたカレーパン(断面)

製品の主要諸元
~販売者;セブンイレブン、商品名;お店で揚げたカレーパン、製造者;不明、購入価格160円(税込)、全長12.5cm、全幅12.5cm、重量91g、㌘単価1.8円/g

セブン-イレブンはアメリカ発祥のコンビニチェーンでしたが、1973年に日本のイトーヨーカ堂がライセンス契約を締結してセブン-イレブン・ジャパンを設立、1979年に店舗数で国内No1のコンビニチェーンとなり、2005年にはアメリカのセブン-イレブンを子会社化します。

実食レビュー

セブン-イレブンのお店で揚げたカレーパンは、今回比較した16製品の平均と比べて、サイズはやや大きいですが、重さは軽めです。価格は店内のフライヤーで調理するコストが転嫁されているためか、平均よりも高めの設定となっています。

衣には目の細かなパン粉が全体的に薄くまぶされており、生地は外側サクサク、内側しっとりとした、上質な揚げパンのような食感が特徴的です。カレールゥは辛味が強めですが、玉ねぎやチャツネの甘みもしっかりと感じられ、具材のボリュームも充分。これは美味しいです。

No.8 ふわふわ焼きカレーパンPremium(東京ナチュラルイースト)

東京ナチュラルイーストのふわふわ焼きカレーパン(断面)

製品の主要諸元
~販売者;東京ナチュラルイースト、商品名;ふわふわ焼きカレーパン、製造者;ダイイチフーズ、購入価格180円(税込)、全長12.0cm、全幅12.0cm、重量87g、㌘単価2.1円/g

市内のローソンでたまたま見つけた東京ナチュラルイーストという会社が販売している変わったカレーパンです。同社の製品は、天然酵母を使用したり、水分活性値を抑えたり、また独自のパッケージングによって、賞味期間1ヶ月というロングライフを実現しています。

実食レビュー

ふわふわ焼きカレーパンPremiumは、今回比較した16種類のカレーパンの中で唯一、「揚げ」ではなく「焼き」により調理した製品で、ロングライフのために水分量を抑えたことも相まって、サイズは平均的ですが重さはかなり軽い部類に入ります。

揚げていないので衣はありません。生地はパサパサとしており、表面を軽く焼くとバニラの香りが漂い、スコーンのようなサクサクした食感を楽しめます。カレールゥはペースト状で量も少ないですが、しっかりした辛さがあります。揚げパンの脂っぽさが苦手な人にお勧めです。

No.9 カレーパン(DONGURI)

DONGURIのカレーパン(断面)

製品の主要諸元
~販売者;DONGURI、商品名;カレーパン、製造者;DONGURI、購入価格194円(税込)、全長11.5cm、全幅12.5cm、重量118g、㌘単価1.6円/g

株式会社どんぐりが運営する札幌発祥のベーカリーチェーンで、DONGURIといえばちくわパンをあげる札幌っ子も多いでしょう。同社は現在11店舗を札幌市内に展開しており、一部の店舗では美味しいコーヒーなどを提供するイートインスペースを併設しています。

実食レビュー

DONGURIのカレーパンはサイズは平均より小さめですが、今回比較した16製品の中ではトップ3に入る重さがあります。粗いパン粉をカラリと揚げた衣はサクサクとした歯ごたえが心地よく、パン生地は柔らかくて弾力があり、今回実食したカレーパンの中では秀逸な食感です。

カレールーは濃厚な甘口の味わいです。玉ねぎとチャツネのまろやかな甘さにクミンやクローブなどの爽快感をアクセントに効かせた上質なテイストとなっています。特筆すべきは具材の大きさです。価格に見合った大きめの具材がたっぷり詰まっていて値ごろ感満点です。

No.10 ザ・カレーパン(ファミリーマート)

ファミマのザ・カレーパン(断面)

製品の主要諸元
~販売者;ファミリーマート、商品名;ファミマ・ザ・カレーパン、製造者;山崎製パン、購入価格150円(税込)、全長11.5cm、全幅14.0cm、重量116g、㌘単価1.3円/g

ファミリーマートは大手総合商社の伊藤忠商事傘下のコンビニエンスストア・チェーンで、年商や店舗数でセブン-イレブン・ジャパンに次ぐ業界2位です。同社では近年、PB商品の開発に積極的であり、ファミマ・ザ・カレーパンは山崎製パンのOEM製品です。

実食レビュー

ファミマ・ザ・カレーパンのサイズや重さは、今回比較した16製品のほぼ平均値です。衣は細かなパン粉が高密度にまぶされていて、サクサクした食感を楽しめます。生地に少し甘みを感じますが、山崎製パンのNB商品同様に、ルヴァン種の小麦を使っているのかもしれません。

注目すべきはインストアベーカリーに引けを取らないカレールゥのボリュームです。こしあんのような黒っぽい色のルゥは甘口で、スパイスの刺激はほとんど感じず、後味にダシの塩気が残るような気がします。具材は細かく滑らかですが、玉ねぎの歯ごたえもしっかりあります。

No.11 熟成ビーフのカレーパン(HOKUO)

HOKUOのカレーパン(断面)

製品の主要諸元
~販売者;HOKUO、商品名;カレーパン、製造者;HOKUO、購入価格185円(税込)、全長12.0cm、全幅12.0cm、重量110g、㌘単価1.7円/g

HOKUOはかつて「北欧のパン」というブランド名で、道内最多の店舗数を誇った札幌発祥のベーカリーチェーンです。一時期はバブル時代の過剰投資が裏目に出て経営難に陥っていましたが、地元の熱心な応援によって2022年から西区琴似地区でHOKUOとして再出発しました。

実食レビュー

HOKUOの熟成イーフのカレーパンの表面には、ドライパセリやパプリカなどが散りばめられていて、見た目も華やかです。目の細かいパン粉でカラリと揚げられた衣はサクサクと香ばしく、薄い生地はやや堅めながら、噛むたびに小麦の風味が口の中に広がります。

カレールゥは中辛風味で、カリースパイスの爽快な刺激と玉ねぎの甘さとコクがバランス良く調和しています。今回比較した16製品の中で平均的なサイズですが、具材がたっぷり入っていてしっかりとした重さがあり、誰もが満足できることは間違いありません。

No.12 ポークカレードーナツ(マックスバリュ琴似店)

MV琴似店のポークカレードーナツ(断面)

製品の主要諸元
~販売者;マックスバリュ琴似店、商品名;ポークカレードーナツ、製造者;不明、購入価格138円(税込)、全長12.0cm、全幅12.0cm、重量89g、㌘単価1.6円/g

マックスバリュは小売業最大手のAEONグループ傘下の中型食品スーパーです。北海道には1995年ごろに道央圏から出店を開始し、現在ではARCSグループ、コープさっぽろと三つ巴の販売競争を繰り広げています。この商品はMV琴似店のインストアベーカリーによる製造です。

実食レビュー

マックスバリュ琴似店のポークカレードーナツは、今回比較した16製品の中でひとまわり小ぶりのサイズ・重量ですが、その分、学生さんにも買い求めやすい手頃な価格に設定されています。粗いパン粉がまばらに散りばめられた衣は、ザクザクの食感が心地よいです。

生地は薄めながらもそこそこ弾力があり、カレールゥはしっかりとしたコクとほどよい辛さがあります。具材は小さめながらもカレールゥのボリュームも充分です。ところで、このポークカレードーナツ、HOKUOのカレーパンにとても味が似ているような気がします・・。

No.13 チキンカレーパン(ボストンベイク)

ボストンベイクのチキンカレーパン(断面)

製品の主要諸元
~販売者;ボストンベイク、商品名;チキンカレーパン、製造者;ボストンベイク、購入価格168円(税込)、全長12.5cm、全幅13.0cm、重量119g、㌘単価1.4円/g

ボストンベイクも札幌発祥のベーカリーチェーンで、現在、市内に25店舗を展開しています。創業者は、もともと「北欧のパン」のファウンダーのひとりでしたが、経営方針の違いから同社を離れ、新天地を求めてボストンベイクを設立したという経緯があります。

実食レビュー

ボストンベイクのチキンカレーパンのサイズは平均値より少し大きいくらいですが、重量は全16製品中、2位にランクインするボリューム感があります。衣は目の細かいサクサクの食感で、道産小麦のゆめちからを使った生地は適度な弾力と、しっかりとした歯ごたえを感じます。

カレールゥはひき肉と細かく刻んだ野菜をミックスしたキーマカレーで、スパイシーながら辛すぎず、玉ねぎの甘みと調和してコクと深みのある味わいです。カリカリに揚げた香ばしい衣ととてもよく合っていて、まるでナンカレーを食べているような印象を受けました。

No.14 カレーパン(山崎製パン)

山崎製パンのカレーパンポーク(断面)

製品の主要諸元
~販売者;山崎製パン、商品名;カレーパン、製造者;山崎製パン、購入価格127円(税込)、全長13.0cm、全幅13.0cm、重量110g、㌘単価1.2円/g

山崎製パンは国内最大手の製パンメーカーであり、グループ企業にはチップスターなどのスナック菓子で知られるYBCもあります。山崎製パンが札幌に進出してきたのは1990年頃で、バイト先のベーカリー売場がどんどんヤマザキ製品に置き換わっていったことを覚えています。

実食レビュー

山崎製パンのカレーパンのサイズと重量は平均値を上回っていますが、価格は他社製品に比べて圧倒的に手頃な価格に設定されています。国内最大手の製パンメーカーとしてのスケールメリットを最大限に発揮し、競合他社に対して価格面で大きな優位性を築いています。

サクサクした細かなパン粉の衣と、ルヴァン種を使ったやわらかく弾力のある生地の食感は、販売価格を考えると十分なレベルです。カレールゥの具材はペースト状ながらボリューム感があり、辛すぎず甘すぎずバランスの取れた味わいによって、コスパの良さが際立ちます。

No.15 カレーパン(山崎製パン)

山崎製パンのカレーパン(ビーフ)断面

製品の主要諸元
~販売者;山崎製パン、商品名;カレーパン、製造者;山崎製パン、購入価格138円(税込)、全長13.0cm、全幅13.0cm、重量95g、㌘単価1.5円/g

こちらも山崎製パンのカレーパンです。この商品を見つけた時は、前述のカレーパンのパッケージ変更かな?と思ったのですが、念のため購入してみたら、同一サイズながら重さが15gも異なります。家電製品の製造誤差ですら±5%以内なので、別商品の可能性もあるようです。

実食レビュー

衣は前述のカレーパンよりも粗く、今回食べ比べた16製品の中では中目くらいでしょうか。生地は明らかにこちらの方が厚く、ドーナツ生地のような甘みも感じられます。カレールゥの具材はペースト状ですが、量はなんとか許容範囲ギリギリといった感があります。

カレールゥの風味は辛さもコクもほどほどで、後味にクミンのような爽快感が残ります。裏面の原材料をチェックしたところ、前述のカレーパンはポークカレー、こちらはビーフカレーのようでした。パッケージに明記していないのは、テスト販売中だからでしょうか?

No.16 カレーパン(ローソン)

ローソンのカレーパン(断面)

製品の主要諸元
~販売者;ローソン、商品名;カレーパン、製造者;山崎製パン、購入価格140円(税込)、全長11.5cm、全幅14.0cm、重量115g、㌘単価1.2円/g

「200円以内で購入できるカレーパン全16製品」の実食レビューもいよいよ最後となりました。16番目は業界第3位のローソンのPB商品である「Lawson's推し」のカレーパンです。ライバルである「ファミマ・ザ・カレーパン」同様に、OEM生産しているのは山崎製パンです。

実食レビュー

ローソンのカレーパンの衣には粗い目のパン粉がぎっしり詰まっていて、パン生地の薄さもあってザクザクとしたダイナミックな食感が食欲をそそります。カレールゥの色はファミマPB同様に濃いめで、パンをカットすると切り口からルゥがはみ出すほどボリュームがあります。

カレールゥの具材はペースト状で歯ごたえのないものですが、食べ始めはチャツネの甘みが口の中に広がり、後からスパイシーな刺激が立ち上がってきます。最後はヨーグルトのような上品な酸味の余韻で締めくくられる、廉価なカレーパンとしては格別な味わいとなっています。

200円以内で購入できるカレーパン全16製品を実食してみて

たくさんのカレーパン
PhotoACより転載

ここまで200円以内で購入できるカレーパン16種類の食べ比べレビューをお届けしてきました。材料、ボリューム、味付け、価格設定など、各社の製品開発に対する考え方や個性の違いが明確にわかって、とても面白かったです。

昨今は物価がどんどん上昇していますが、税込み200円以内で購入できるカレーパンが、これほどたくさんあるということを発見できたことは、一般庶民にとってはささやかな楽しみがひとつ増えたようなものではないでしょうか・・。

もし近所のスーパーやコンビニでカレーパンを購入しようとする際は、ぜひこのブログ記事を思い出して、参考にして頂けると筆者としては望外の喜びです。

長文記事となりましたが、最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

山口光博

札幌育ちの人事コンサルタント。学生バイト時代を含めると、コンビニ、食品スーパー、GMS、物流センター、産廃処理など、流通チャネルの多様な職場を経験し、小売業に詳しい。好きなものはカレーとウイスキーと映画鑑賞。

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