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代表的なイベント

さっぽろオータムフェスト2022‐24ダイジェスト(札幌市中央区)

さっぽろオータムフェストは北海道を代表する秋の祭典

さっぽろオータムフェストとは?

2022年さっぽろオータムフェスト11丁目会場のテント群

さっぽろオータムフェストは2008年から続く北海道最大級のグルメイベントである。大通公園では夏のビアガーデンと冬のホワイトイルミネーションが季節の風物詩として知られていたが、この間の空白を埋める秋の目玉イベントとして始まったのがオータムフェストである。

当初、さっぽろオータムフェストは大通公園5丁目~8丁目のみで行われていた。それが回を重ねるごとに来場者が増え続け、それにあわせて会場も4~8丁目&10~11丁目へと拡大していき、今では総延長1km、出店数300店、来場者200万人の一大イベントにまで成長した。

2022~24年のさっぽろオータムフェストの特色

2023年さっぽろオータムフェスト11丁目会場の様子

さっぽろオータムフェストは2020年のコロナ緊急事態宣言から、2年間にわたって大通公園での開催を見合わせており、2022年は久々のリアル版でのさっぽろオータムフェスト開催となった。奇しくも2022年は札幌市とドイツミュンヘン市との姉妹提携50周年記念の年でもある。

ミュンヘン市と札幌市は、それぞれ 1972年の夏季オリンピックと冬季オリンピックの開催地だった縁で、姉妹都市提携した。大通公園11丁目にはミュンヘン市から贈呈された姉妹都市提携の記念碑(マイバウム)が建っているほか、豊平川にはミュンヘン大橋も架けられている。

さっぽろオータムフェストを歩いてみる

4丁目会場

2022年さっぽろオータムフェスト4丁目会場

それではさっぽろオータムフェストを歩いてみる。なお本記事は2022年~24年のダイジェスト版となっているため、写真の撮影年度が前後していることについてご了承願いたい。本記事はイベントの記録ではなく、イベントの臨場感を読者と共有するためのエンタメ記事である。

2022年さっぽろオータムフェスト4丁目会場

4丁目はウェルカムパークという位置づけ。2023年からはIn4(インフォ)スクエアという会場名に統一されている。

4丁目の大噴水をぐるりと囲むように飲食ブースが設置され、さらにその外側を飲食店が取り巻く配置。

2022年さっぽろオータムフェスト4丁目会場の噴水

さっぽろオータムフェスト実食レビュー

相方が食したつぶ串焼き
娘が食したフランクフルト

とりあえず何か食べようということになり、海鮮好きの相方はつぶ串の炭焼き、肉類好きの娘はウインナーを頂く。娘は件のごとく「美味しい」といいつつ数口食べて飽きてしまい、食べかけウインナーの処理をパパ(私※実父)が引き継ぐ定番パターン。でもなかなか美味。

5丁目会場

2022年さっぽろオータムフェストの5丁目会場

5丁目会場はHOKKAIDOラーメン祭り。先程の前菜(?)では全く足りない我々は、早速それぞれお好みのラーメンを頂くことにした。ちなみに2023年からは北海道BAKU BAKU PARKに会場名を改め、カレーキングダムも併設してラーメンに限定されない多彩な出店となっている。

さっぽろオータムフェスト実食レビュー

辛味噌ラーメン
ネギチャーシュー麺
のり塩ラーメン

左から辛党の筆者が頂いた辛味噌ラーメン、肉食系の娘が食したネギチャーシューラーメン、そして塩ラーメン好きの相方が注文したのり塩ラーメン。我々はラーメンはあまり詳しくないため、どの名店の作だったか完全に失念してしまったが、それぞれとても美味しかった。

2022年さっぽろオータムフェストのカレーキングダム

カレーキングダム。札幌市ではルゥカレーやスープカリーなどのジャンルを超えたカレーイベントが盛んである。

さっぽろオータムフェスト実食レビュー

筆者が頂いたハイボール
娘が飲んだ抹茶ラテ

ラーメンを食べて喉が乾いたため、筆者はハイボール(たしかデュワーズ)、娘は抹茶ラテを頂く。相方は基本的にお茶かミネラルウォーター派なので、外出先でドリンクをオーダーすることは滅多にない。食のイベントの楽しみ方は三者三様といったところ…。

6丁目会場

2023年さっぽろオータムフェスト6丁目会場の様子

2022年まで6丁目はハーベストバザールと題した北海道産の農産物や畜産物の収穫祭といった趣の会場だった。2023年以後は、食と音楽奏デリシャスという名称に変わり、屋外コンサートホールの演奏を聴きながら、地場の食材を堪能できるコンフォートスペースに進化した。

2023年さっぽろオータムフェスト6丁目会場

6丁目会場は樹木が生い茂り、明治開拓期に大通公園がまだ火防線だったころの面影を残している。

2022年のさっぽろオータムフェスト6丁目看板。昨今は温暖化のせいか札幌の9月は暑い。6丁目の木陰で一休みする。

2022年さっぽろオータムフェスト6丁目会場の案内板

7丁目会場

2024年さっぽろオータムフェストの7丁目会場

他の会場が2022年から2023年にかけてコンセプトの見直しに伴い相次いで会場名が変更されたのに対し、大通公園7丁目BARは一貫して呑処としての立ち位置がブレない会場。日本酒や洋酒を問わず幅広いアルコールが取り揃い、2023年には過去最多のラインナップとなった。

2024年さっぽろオータムフェストの7丁目会場

赤ワインといえば赤身肉ということで、ステーキハウスも多数出店。黒一色で統一された7丁目は結構目立つ。

アルコールや肉類のみならず、スイーツコーナーもしっかり完備されており、大勢の女性客で賑いを見せていた。

2024年さっぽろオータムフェストの7丁目会場

8丁目会場

2023年さっぽろオータムフェスト8丁目会場

8丁目会場はさっぽろ大通ほっかいどう市場と題して、道内各地の御当地グルメが集結する熱いスポットとなっている。なお会期中は例年北海道4大グルメスタンプラリーが催されており、札幌・旭川・函館・帯広のグルメイベントに参加すると、抽選で素敵な賞品が当たる。

2023年さっぽろオータムフェスト8丁目会場

8丁目会場も7丁目同様に、2023年以後もさっぽろ大通ほっかいどう市場のコンセプトを継続している。

娘が夕張メロンシェイクを所望。幼少期から全然変わらないウチの娘。父と娘の親子関係はずっと良好。

娘がリクエストした夕張メロンシェイク

9丁目はキッズパークのまま

大通公園9丁目の遊具

9丁目はこども向けの遊具が随所に設置されたキッズパークとなっている。写真の一風変わった滑り台は、東区のモエレ沼公園を設計したことで知られる世界的彫刻家、イサムノグチの手による「ブラック・スライド・マントラ」。

10丁目会場

2023年さっぽろオータムフェストの10丁目会場

10丁目は「お肉じゅっ丁目」にかけた焼き肉メインの会場。北海道は畜産業が盛んなだけに、牛、豚、鶏、羊など、特産肉の種類が豊富。焼き肉以外にもソーセージやハンバーグなど、加工肉もバラエティ豊か。この一帯は肉の焼ける香ばしい匂いが充満していて食欲をそそる。

2024年さっぽろオータムフェストの10丁目会場

一口に肉料理といっても本当に色々あるもんだ…と感心するくらいに多種多様な店が軒を連ねる。

2023年からはニトリがアウトドア用品の体験コーナーを出展している。気に入ったらその場で購入もできる。

2023年さっぽろオータムフェストの10丁目会場

11丁目会場

2023年さっぽろオータムフェストの11丁目会場

ようやくラストの11丁目会場。2022年までは食のクリエイトステージというコンセプトだったが、2023年からはPrecious Tableと題したちょっとシックで落ち着いた雰囲気のスペースに衣替えした。一見すると高級路線だが、メニューの価格帯は他の会場と同じくらい。

2022年さっぽろオータムフェストの11丁目会場

11丁目の巨大な噴水。適度に日陰があって涼しい。奥に見えるのがミュンヘン市から贈呈されたマイバウム。

さっぽろオータムフェスト実食レビュー

娘と分け合ったチュロス
ジャーマンポテト
白ワイン?

最後のシメにチュロスとジャーマンポテトを白ワインで流し込む。チュロスは小麦の味わいがしっかり、ジャーマンポテトは外側パリパリ、内側はホクホク&ジューシー。オレンジっぽい変わった色合いの白ワインは、肝心な銘柄を控えておくのを忘れてしまった。不覚…。

2022年さっぽろオータムフェストの11丁目会場

こちらは2022年の赤テント。2023~2024年は黒テント。もしかしたら年度ごとにローテしているのかも?

さっぽろオータムフェストのゆきかた

さっぽろオータムフェスト2025は9/12開幕

2023年さっぽろオータムフェストの6丁目会場

さっぽろオータムフェストは例年9月初旬から10月初旬にかけて開催され、2025年は9/12(金)~10/4(土)の予定らしい。なお会場は指定の喫煙所以外は全て禁煙なので要注意。札幌では時々歩きタバコが散見されるが、さすがに令和の時代には時代錯誤も甚だしい。

さっぽろオータムフェストへのアクセス

大通公園のイッサイサルスベリの花
大通公園の夏~秋の花、イッサイサルスベリ

4丁目会場;地下鉄南北線大通公園駅5番出口を出てすぐ。
11丁目会場;地下鉄東西線西11丁目駅1番出口を出てすぐ。

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  • この記事を書いた人

山口光博

札幌育ちの人事コンサルタント&社会保険労務士。20代までコンビニやスーパーマーケットで働いていたので流通小売業に詳しく、つい商業施設に引き寄せられてしまう習性あり。札幌スープカリーをこよなく愛するオッサン。

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