札幌スープカリーを語るなら絶対に外せない人気店
噂のメディスンマンに行ってきた！
SOUP CURRY SHOP メディスンマンは札幌市中央区にあるスープカリー専門店だ。まぁひとくちに中央区といっても色々なエリアがあるが、メディスンマンが営業しているのは、ループ化された札幌市電のど真ん中といった好立地。まさに全方位戦略だ（意味不明）。
思わずサラリーマン時代に、市電の車内でメディスンマンの広告を見かけたことを思い出したが、そんなメディスンマンは、2001年開業の老舗であり、我々が愛してやまない曼荼羅の店主が、メディスンマンに足繁く通い、自店のレシピ開発の参考にしたという逸話もある。
ヘビーユーザー達が足繁く通う人気店
メディスンマンは決してメジャーな店ではないが、口コミを見る限り、固定客を突き抜けて、メディスンマン一択で固着してしまったような、相当に根強いファンがいる様子がうかがえる。実際のところ、どのコメントを見ても高評価ばかりで、期待に思わず胸が膨らむ。
実はメディスンマンを見つけてきたのは筆者ではなく相方のほう。我々はこれまでに40軒近くスープカリーを食べ歩きしたが、我々の好みはスパイスとダシがほどよく調和したサラサラ系のスープ。それを踏まえて、相方がここなら！とピックアップしてくれたのが同店だった。
メディスンマン実食レビュー
チキンカレー
それでは筆者が頂いたチキンカレーから実食レビューしたい。スープの辛さは様子見でHOT4にしたが、スープを口に含んだ瞬間から、ターボブーストがかかったかのように急激に刺激が立ち上がってくる。決して辛すぎるわけではないが、むせかえるくらいにスパイシー。
スープはサラサラ系で、トマトと焦がしバジルをベースにしており、玉ねぎの甘みと鶏ダシの効いた濃厚かつまろやかな旨味を強く感じる。ザラザラしたスパイスの粒感と唐辛子の刺激が相まって、奥深いテイストだ。グリルチキンはしっかりした噛み応えがあり美味し。
具材はニンジン、キャベツ、ナス、ピーマン、パプリカ、皮付きのジャガイモ、インゲン、シメジ、ゆで卵。根菜は素揚げされて香ばしく、葉物はシャキシャキ感がある。玉ねぎの姿が見えないが、恐らく香味野菜とあわせてベースを作った後に、濾しているのだろう。
ライスは2人とも普通盛り（200g）。令和の米騒動にもかかわらず、無料サービスはありがたい。ライスは薄い黄色。ターメリックというよりサフラン？
ポークカレー
相方はポークカレーにトライ。辛さはマイルドアンドメディスン（辛さレベルは下から2番目で辛味なし）。スープはスパイスの風味がハッキリしているが、ピリピリした辛さは皆無とのこと。お子様メニューと子供用の椅子もあるので、家族連れも安心して利用できそう。
スープの味わいは、スパイスがなくても、ベースだけで充分に美味しいのではないかと感じたそう。彼女の予想どおり、Beyond Ageや曼荼羅と似たようなフレーバーだが、鰹や昆布の和風ダシではなく、コンソメを連想させるような洋風寄りの、ハッキリした味わいだったようだ。
豚バラ肉はゴロリとした塊が4切れトッピングされていて、他店でよくあるようなトロトロ煮込み系ではなく、ガツンとグリルされたやや堅めの食感。野菜などの具材は筆者のチキンカレーと同じ。たっぷり目のスープのおかげで、ライス200gはちょうど良かったとのこと。
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メニューとオーダー
基本メニュー
基本メニューはシンプルに6種類。辛さは大まかに8段階だが、辛党を自認する筆者でも、HOT4はなかなか手ごわかった（ただしHOT4でも、スープの旨味を堪能する余裕はある）。トッピングはそこそこ豊富なので、普段通いしても飽きなさそう。
オーダー方法
メディスンマンのオーダー方法は、基本メニューを選び、辛さとライスの量を指定し、お好みでトッピングを添えるだけ。むしろ気になったはオリジナルのHOTスパイス。メディスンマン＝ネイティブアメリカンの呪術師（薬師）すなわち薬膳スパイス？と勝手に妄想。
スタッフ作と思しきメディスンマンスパイスの使い方ガイド。自分トコの商品に自信を持っているというか、大事にしている感が伝わってきて好印象。
当サイトで紹介しているメニューについて
当サイトでご紹介しているメニューの内容および価格は記事投稿時のものであり、各店の事情によって適宜変更となることもあります。現行のメニューと価格については恐れ入りますが各店の公式サイトより直接ご確認ください。（運営者）
メディスンマンのゆきかた
店内の雰囲気
店内は、カウンター8席、テーブル席4卓。ホールは女性スタッフ3名で切り盛りしているようだが、来客が途切れないので忙しそう。スープカリー専門店には珍しい、ネイティブアメリカンの世界観と、ユニークなオリジナルキャラクターを織り交ぜ、強烈な個性を放っている。
4人がけのテーブル席はこんな感じ。壁面に固定式のベンチをしつらえて、狭いスペースを有効活用している。
テーブル席は、4人がけ2卓、3人がけ1卓、2人がけ1卓の構成で、我々が案内されたのは2人がけの卓。
メディスンマンのオリジナルキャラクター。店内演出はオリジナルにこだわる。
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営業時間とアクセス
人気店だけあって、どの時間帯に往訪しても空席待ちは覚悟しなければならないので、時間に余裕をもって出かけたい。またアジア系の外国人客の多さも目立った。なお来店したら、最初にドアを開け、入口の壁に掛かっている予約表に氏名を記入しておこう。
定休日;毎週火曜日・水曜日
営業時間;平日AM11時30分〜PM3時・PM5時〜PM9時30分。土日祝AM11時30分〜PM9時
電話番号;011-552-5456
アクセス;札幌市電西線11条停車場から徒歩7分
公式サイト; メディスンマン公式インスタ
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