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スープカリーキング 本店(札幌市豊平区)

2022年11月30日

とんこつスープとあわせダシのこってり濃厚フレーバー

スープカリーキング本店

スープカリーキングは2007年に創業したスープカリー専門店チェーンであり、現在は豊平区の本店をはじめ札幌市内に3店舗、また広島県広島市にFC店を1店舗展開している。店舗数は多くないが濃厚ダシを前面に押し出した独自のフレーバーでファンの根強い支持を得る。

少し古いがキングはNIKKEI STYLE(2015.7.22版)の中で札幌スープカリー第3世代筆頭として紹介されていた。第1世代はアジャンタなどの薬膳カリィ系、第2世代は札幌らっきょなどのトマトベース+焦がしバジル系、そしてこだわりダシ系の第3世代筆頭がキングという訳である。

スープカリーキング本店

黄色みがかった独特の濃厚スープは豚骨ラーメンのスープをカリースパイスでアレンジしたような印象。

スープカリーキング本店 実食レビュー

野菜カリー

スープカリーKINGの野菜カリー

筆者は野菜カリーを辛さ5番で頂いてみた。具材はブロッコリー、オクラ、ヤングコーン、ピーマン、ナス、ニンジン、シメジ、キャベツ、ジャガイモ、レンコン、カボチャの11種類の野菜。野菜によって蒸したり素揚げしたりと手間ひまかけて丁寧に調理されている。

鶏ガラとげんこつ(豚の膝関節)に香味野菜を入れて煮込んだまるでとんこつラーメンのようなスープに昆布、煮干し、鰹節をふんだんに使った贅沢な和風ダシを合わせて仕上げたキング特製スープは猛烈に旨い。辛さ5番ではスープがオレンジ色になるが旨味も負けていない。

ラムカリー

スープカリーKINGのラムカリー

相方はラムカリーを辛さゼロ番でオーダーした。辛いメニューが苦手な相方はどこのスープカリー専門店でも辛さゼロ指定だがそれでも辛いと感じるスープもあるそう。しかしキングのスープはまったりと濃厚なスープのためか辛味は全く感じなかったそう。

赤ワインと生姜で煮込まれたラム肉は柔らかく羊肉特有の臭みはほぼ皆無。もっとも道民としてはラム肉のあの臭みがたまらないのだが・・・。とりあえず普段あまりラム肉を食べ慣れていない道外の方にはオススメのメニュー。札幌旅行の話のネタにどうぞ。

オーダーと料金システム

基本メニュー

スープカリーキングの公式メニュー
スープカリーキング公式サイトより転載

基本メニューはチキンカリーや野菜カリーなどオーソドックスな7品が全店共通でラインナップされ、あとは各店ごとに自慢の限定メニューを3品づつ用意している(直営店のみ)。ちなみに相方が頂いた前述のラムカリーは本店限定となっている。

オーダー方法

スープカリーKINGの辛さランク
スープカリーキング公式サイトより転載

キングのオーダー方法は基本メニューを決めたら辛さを選び、ライスの量を調整し、お好みに応じてトッピングを追加するシステムになっている。スープは一種類のみだが追加料金で大盛りもOK。辛さはトランプになぞらえてゼロからジョーカーまでの15レベル。

スープカリーキング本店のターメリックライス

ライスはターメリックで色付けされている。量は無しからメガ盛りまで7サイズ。通常サイズで200gなので成人男性なら大盛り(300g)は欲しいところ。

当サイトで紹介しているメニューについて
当サイトでご紹介しているメニューの内容および価格は記事投稿時のものであり、各店の事情によって適宜変更となることもあります。現行のメニューと価格については恐れ入りますが各店の公式サイトより直接ご確認ください。(運営者)

スープカリーキング本店へのゆきかた

店内の雰囲気

スープカリーKING本店の店内

店内はカウンター席が6つ、2人がけの小テーブル席が6つ、4人がけのテーブル席が1つなのでそれなりの収容キャパシティはあるが、ランチタイムでは店頭に空席待ちの行列ができることもしばしばなので時間には余裕をもって訪問したい。

店内は清潔感のある明るい雰囲気で東南アジア系のエスニック感は皆無。壁面にはスタッフのお手製と思しき販促ポスターが貼られていてお店の活気を感じる。庶民的なお店が好きな筆者にとっては肩肘張らずに食事を楽しめるリラックスできる雰囲気。

スープカリーKING本店に飾られた有名人のサイン色紙

入口には有名人のサイン色紙が飾られており中央にはなんとキングカズ(三浦知良氏)のものが。さすがキング。

営業時間とアクセス

スープカリーKING本店の外観

営業時間
・平日(午前)11時30分~15時30分(LO15時)
・平日(午後)17時30分~21時30分(LO21時)
・土日祝日 11時30分~21時30分(LO21時)
電話番号;011-821-0044
アクセス;地下鉄南北線南平岸駅から徒歩10分※駐車場あり
ホームページ;スープカリーキング公式サイト

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  • この記事を書いた人

山口光博

札幌育ちの人事コンサルタント。小売業界に詳しく学生バイト時代を含めるとコンビニ、食品スーパー、総合スーパー、卸売など、流通チャネルに関わるほとんどの職場を経験。地元である札幌市とスープカレーをこよなく愛す。

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